Mission Statement
ご挨拶

「実践の科学化」に向けて
コロナ禍に代表されるさまざまな自然・社会・生活課題が噴出している現在、社会福祉やソーシャルワークの果たすべき役割は、ますます大きなものになっています。
私は、こういう時代だからこそ、人が生きることに関わる実践の意味や価値規範のあり方が、問われるべきだと考えます。
私たちは、大きな時代の転換点にいます。従来の価値から新しい価値によって構成される社会において、社会福祉やソーシャルワークに何ができるのか、それを感覚的に、また経験的にではなく、しっかりとした言葉や論理で、語る必要性をひしひしと感じています。
矜持とプライドを持って、福祉専門職として生きること。そのための、誰にでも分かる「言葉」を獲得すること。
すなわち、「実践を科学すること」を願い、この研究所は生まれました。
従来はばらばらであった研究や教育、実践を、一体化されたプラットフォームにおいて提供することで、新しい時代の福祉やソーシャルワークに寄与できるのであれば、これ以上の喜びはありません。
是非、本研究所の展開にご期待ください。
令和3年1月吉日
代表 衣笠 一茂

衣笠一茂プロフィール
1966年滋賀県生まれ。2014年に論文博士(社会福祉学・同志社大学)取得。
同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻墓課程後期中退の後、社会福祉法人あしや聖徳園在宅介護支援センター、西南女学院大学助手、九州看護福祉大学助教授を経て、国立大学法人大分大学教育福祉科学部教授、同福祉健康科学部長、同大学学長特別補佐などを歴任。
2020年3月に大分大学を退職し、4月に本研究所を設立、代表に就任。
「研究・教育・実践」」を一体的に運用できるプラットフォームの構築に向けて、精力的な活動を行っている
(詳細は各項目をご参照ください)。

