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Research Works
研究活動
「社会福祉やソーシャルワークは、何を実現しようとしているのか」を、実証的に研究するのをテーマとしています。
具体的には、「自立と自己決定」という、近代市民社会が要請する個人の人格のあり方を批判しながら、それ以外の「個人の存在の形式の可能性」を、実証的に研究することを目指しています。
Empowerment(チカラのある人たちの社会)ではなく、Enrichment(さまざまな人たちが、それぞれのチカラに従って、精一杯生きてゆくことのできる豊饒な意味に充ちた社会)の創造に向けて、社会福祉やソーシャルワークの「価値」と「原理」、そして社会福祉が実現しようとする「豊かな意味の社会」とはどのようなものか、を具体的に提案することを目指します。
ご関心のある向きは、まずこの図書をご覧になってください。
衣笠一茂『ソーシャルワークにおける価値と原理〜実践の科学の論理構造』ミネルヴァ書房。
研究受賞歴
2016年度・日本ソーシャルワーク学会『学術奨励賞』受賞。
2016年度・損保ジャパン日本福祉財団『大賞』受賞。
2017年度・大分大学『学長顕彰』受賞。
また、具体的なソーシャルワークのコミュニティ・エンリッチメントの方法として、以下の監訳本を出版しました。
衣笠一茂監訳『コミュニティの社会活動におけるエンパワメント評価-福祉-教育-医療-心理に関する「参加と協働」の実践知』
福村出版。
さらに、ソーシャルワークの理論的確立に向けて、2021年8月に、下記の図書を出版しておりますので、ご高覧ください。
衣笠一茂『ソーシャルワークの方法論的可能性〜「実践の科学化」の確立を目指して』明石書店。
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研究活動: 研究
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