ワールド・ソーシャルワーカーデイに日本側パネリストとして参加します。
- kinugasa0
- 2023年2月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月6日
3月21日のワールド・ソーシャルワーカーデイに際して、スウェーデン・メーラルダーレン大学が主宰する国際セミナーに、日本側パネリストとして参加することになりました。 メーラルダーレン大学は、88カ国の生徒からくる4万人の学生を有し、昨年度のスウェーデン大学ランキングで、もっとも進展した大学に選ばれた、新進気鋭の教育研究機関です。

私とスウェーデンのお付き合いは古く、メーラルダーレン大学保健福祉学部の全身となった「エスキルステューナ市立社会福祉研究所」に、修士課程の2年生に留学してから、はや30年が経ちます。 その間、多くの友人に恵まれましたし、また国際的な視野と言うことについても考えさせられました。70年〜80年代のスウェーデンは「パラダイス」でしたが、その後の世界情勢の変化により、今や極右勢力が政権を取るまでになっています。 移民、難民、社会適応などについて、多くのことを考えさせられました。今の私は、スウェーデンの福祉政策やソーシャルワークに必ずしも首肯する者ではありませんが、私自身の実践と研究を踏まえたソーシャルワークのエッセンスを、できるだけ皆さんに伝わりやすく、報告してこようと思います。 報告テーマは、 “The importance of sympathy for helping relationship ; from the view of present practice for children who refuses to go to school.”というもので、不登校の子どもたちへの私自身の実践から、現象学に礎を持つ「共感の援助関係」の必要性について、実証的に報告してこようと思います。 EUを中心に、五カ国の報告の後、集約のディスカッションでどんな議論が出来るか楽しみです。もちろん英語で通訳は無しですが、通訳でホトホト酷い目にあった私には、できるだけダイレクトなコミュニケーションを試みたいと思います。その成果は、またこちらで報告したいと主ます。どうかご期待ください。
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