一般財団法人 篠原欣子記念財団から、研究助成を受けることになりました。
- kinugasa0
- 3月14日
- 読了時間: 2分
この度、一般財団法人 篠原欣子記念財団から、当研究所の研究活動についての研究助成金をいただくことになりました。
これは、「末期がん患者の QOD 向上に向けた終末期ケアのあり方についての研究」と題して提案した研究内容について評価をいただき、二年間の研究プロジェクトについての費用のご負担をいただくものです。
具体的な金額は申し上げられないのですが、私が必要とする研究費ですと、二年間は充分に研究に集中するだけの費用を助成いただくことになります。
これで、執筆中の三冊目の単著の出版も可能になりますし、何よりも「実践の科学化」を標榜する当研究所として、現場の皆さんに経済的負担をおかけすることなく、コラボレーションを取ることができるようになるのは、本当にありがたいことです。
具体的には、国立病院機構・別府医療センター様から研究協力をいただき、「無くなってゆく方々を置き去りにしない」医療ソーシャルワーカーの活動を参照しながら、ソーシャルワークの独自固有性を担保する論理の構築に励んでいきたいと思います。
この場をお借りして、しのはら財団様及び別府医療センター様に感謝申し上げると共に、研究を通じた社会貢献に務めてゆきたいと思います。
また、こうした活動が、ひとつのロールモデルになることも期待しています。大学をはじめとする教育研究機関だけでなく、在野の研究組織であったとしても実践・教育と緊密な連携を取りながら、実践的な研究を展開することが出来る証左としての試みを続けてゆきたいと思います。
今後の、本研究所の益々の発展にご期待ください。

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