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大阪市住之江区のケアマネジャーの皆さんを対象とした講演を行いました。

  • kinugasa0
  • 8月22日
  • 読了時間: 2分

これまで継続して関わらせていただいている安立・敷津浦地域包括支援センターからのご依頼で、大阪市住之江区で活躍されているケアマネジャーさん50名を対象として、「対人援助におけるハラスメント対応を考える」と題して、講演を担当させていただきました。


今回特徴的であったのは、私はリモートでスクリーンに投影された形でお話ししながら、参加者の方々は対面でのグループワークを行い、いわばリモートと対面のハイブリッドという形でセッションを展開させていただいたことです。


一般的にリモートの場合には、参加者の皆さんもリモートで、ブレイクアウトルームを活用してセッションを展開することが多いのですが、今回はiPadを活用してグループワークの様子を拝見しながら、私が講義をして現場の方がグループワークのファシリテートをする、という形で、講演を展開していきました。


講演の前半は「カスタマーハラスメントの定義とその対応」を一般的な議論から述べながら、後半では私がかつて経験した事例も交えて、「単に関係を断ち切るだけではないハラスメントの予防的対応」について、具体的な議論の展開を目指しました。


結果、参加者の皆さんも活発に議論され、リフレクションも質の高いもので、この新しい方法がうまく展開されたと実感しています。


この経験をもとにして、さまざまな方法の活用が可能だと思います。もちろんライブが良いのですが、遠隔地でどうしてもそれが叶わない場合、こうした工夫が有効であることを実感しました。


また改めて、大阪の皆さんとお会いできることを楽しみに、次はどのようなテーマでこうしたセッションが展開できるか、関東をはじめお伺いするのが難しい地域の皆さんと繋がって行ければ幸いです。

ree

 
 
 

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