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国立病院機構九州ブロック・医療社会事業専門員の皆さんの定期研修で、スーパーバイザーを務めました。

  • kinugasa0
  • 2024年12月19日
  • 読了時間: 2分

ここでいう「医療社会事業専門員」とは、いわゆるMSW,つまり医療ソーシャルワーカーを指します。この度、九州の国立病院で働くMSWの皆さんを対象としたスーパービジョンに、バイザーとして参加する機会を得ました。


これは、二ヶ月に一度、定期的に行われている事例検討会を拡大し、リモートによって九州全域の国立病院で働くMSWの皆さんを対象として、専門職性の向上を目的として行われているものです。私は事例検討の手法を用いたスーパーバイザーとして、事例提供者のMSWの方のスーパービジョンを取ることで、参加された皆さんにMSW独自の機能・視点・価値のあり方を考えて貰う役割をいただきました。


今回事例発表をされた熊本の病院のTさんは、なんと!25年前に私が九州看護福祉大学に勤務していた際のゼミの卒業生で、改めて時の経つ早さに驚いているところです。


非常に立派な事例報告で、学生時代から四半世紀を経て、専門職としての成長が非常によくわかる事例報告でした。

強度行動障害を持つクライエントの入院・入所の自己決定について、という難しいテーマでしたが、私が提起した「決定を点ではなく線で、ひいては面で捉える」という、間主観的な関係性に基づいた共感を基礎とする「判断・決定」の共有のあり方について、非常に有益な議論ができたと思います。


私自身の研究テーマは「実践の科学化」、つまり未だ明らかになっていない実践知や暗黙知を論理化しながら、対人援助に固有の独自専門性を定義づけることですが、「実践に関わる研究者」でありたいと願う私にとって、今回のような機会は、参加されている皆さんだけでなく、私自身にも学び多きものです。


このような、「対話の関係」を基礎としながら共に学ぶことができる豊かな時間を共有しつつ、私自身の研究テーマを実現していきたいと考えています。


MSWだけでなく、ケアマネジャーや最近では訪問介護の皆さんとも関わる機会が多いのですが、これは私のような仕事をしている者にとって、僥倖であると実感しています。これからも実践の皆さんとよい関係を取り結びながら、自らの研究・教育・実践に励んでいきたいと願います。



 
 
 

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