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地域包括支援センターの研修を担当させていただきました。

  • kinugasa0
  • 2022年6月8日
  • 読了時間: 2分

市内57箇所のうち、福岡市医師会が所管する28箇所の地域包括支援センターを対象とした研修を担当させていただきました。


この研修は5月〜6月にかけて3回シリーズで、ミクロレベルにおける個別援助の技法と視点、メゾレベルにおけるコミュニティ・エンパワメントの技法と視点、マクロレベルにおける政策立案への参加のあり方についての技法と視点、のそれぞれの位相から、「コミュニティ・ソーシャルワークの実践機関」として地域包括支援センターを位置づけ、私自身の実践経験を基にして、講義と演習を展開したものです。


もちろん、介護予防や権利養護、居宅介護支援事業所のケアマネジャーのバックアップも地域包括支援センターの重要な機能であると心得ていますが、私自身の在宅介護支援センターでの勤務経験にも基づいて、コミュニティ・ソーシャルワークの枠組みに準拠した地域包括支援センターの機能と役割について、可能な限りわかりやすく解説することを試みました。


その結果、参加者の方々には非常な関心を持って講義や演習に参加していただくことができ、また私自身も実践の中から学ぶことも多く、非常に有益な研修になったのではないかと自負しています。


在宅介護支援センターでの実践を踏まえ、私は地域包括支援センターに強い思い入れがあります。今後とも、何らかの形でお役に立つことや、また勉強させていただくことがあれば、心から嬉しく思います。


写真は、会場であった福岡市医師会館に飾られていた、福岡タワーの油彩です。

今回も、福岡市医師会在宅福祉課の方々には、本当にお世話になりました。貴重な機会をいただいたことに感謝申し上げると共に、私自身の学びを実践に還元し、また実践から学ぶという循環関係の必要性を、強く実感した経験でもありました。関係者の皆様に、こころから深謝申し上げます。


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