日本ホームヘルパー協会中部ブロック・兵庫支部の研修で、スーパービジョンについての演習と解説を実施しました。
- kinugasa0
- 2024年11月17日
- 読了時間: 2分
6月に愛知県で日本ホームヘルパー協会の総会があり、その際に基調講演をさせていただいたのですが、そのご縁で同協会中部ブロック・兵庫支部長の松本教資氏からのご依頼があり、兵庫県内の訪問介護サービス提供責任者、また訪問介護事業所の管理者を対象に、初任者へのスーパービジョンのあり方について、講義と演習を行う機会をいただきました。
20数名の参加でしたが、全国協会の地域ブロック研修という位置づけなので、横浜、福岡、鹿児島、愛知など各地域の協会の会長さん方も参加され、大変充実した内容となりました。
私が研修を行う際には、講義だけではなく必ず演習を入れるようにお願いしています。今回も、私が実際にSVを行った事例をもとにして、そこからスーパービジョン関係とバイジーの気づきのあり方についての議論から、スーパービジョンの理論的特徴をピックアップし、それを最終的に論理的枠組みでまとめる、と言う作業を三時間にわたって行いました。
参加者の皆さんはいずれも意欲的で、中には初めてスーパービジョン関係を記した事例に触れる、という方もいらっしゃいましたが、そこはさすがに管理職で、見事に事例を分析・考察し、そこから論理を導き出すのに成功を収めることができました。
多くの地域の会長さんが参加されていたことから、ありがたいことに「次はウチでやってくれ」という声を多くいただきました。中でも特徴的だったのは、「これだけ現場のことがわかる先生の講義は聴いたことがない」というもので、これは私自身、大変嬉しく思いました。
来月は、同様の内容を出雲市で行うことになっています。またどんな現場の皆さんにお会いできるのか、今から愉しみに待っているところです。
コメント