日本社会福祉学会第70回秋季大会に参加しました。
- kinugasa0
- 2022年10月17日
- 読了時間: 2分
日本社会福祉学会第70回秋季大会に参加し、研究報告を行いました。
今回は、『「響きあう」援助関係論〜間主観的な「共感」を基盤とする主体性の創造を求めて』と題し、前著で措定した「ソーシャルワークの目的」を実現するための社会=共同態を構成する個人の「人格」のあり方を、現象学の知見、とくに間主観性の理論枠組みを用いて、私自身の実践の中で出会った事象を題材にしながら、具体的に提案することを試みたものです。
こう書くとムズカシイ、と思われるのかもしれないのですが、「ただぼけーっとふたりで海を覧ている」中から回復していった、鬱病の患者さんの例を参照しながら、「共感の援助関係」のあり方を、理論的に掘り下げてゆくことを試みました。
やはり、事例が入るとフロアの方々からの反応もわかりやすいもので、「関わりあいの価値」のあり方について、分科会に参加してくださった皆さんと、全体統括者の四天王寺大学・笠原先生を交えて、非常に有意義な議論が出来ました。
とくに、実践者の立場から参加してくださったオーディエンスの皆さんからは、「是非この考え方を具象化する、援助技術のあり方について研究を進めていただきたい」という激励もいただき、勢い余って来年の学会で報告します!?などと、あらぬ断言をしてしまいました(汗)。
多くの人との出会いがあり、闊達な議論が出来た、有意義な学会でした。
やはり、出かけていって他流試合を申し込むのは大事なことです。自分自身の研究の進捗を、より実践に根ざして行っていく必要性を強く感じさせられた、意義ある機会となりました。





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